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天体望遠鏡について知っておきたいこととは?

自分に合った天体望遠鏡を選ぶ基準とは

初心者にもおすすめの「屈折式望遠鏡」

最も一般的な天体望遠鏡は「屈折式望遠鏡」と言われるもので、このタイプの望遠鏡は「対物レンズ」と「接眼レンズ」という2つの凸レンズを組み合わせることによって光を集めて像を拡大し、天体を観測する仕組みになっているといいます。

鏡筒の下から天体に向かって望遠鏡をのぞくような構造になっていることや、光を正しく集めるための光軸調整が不要だという点などから「屈折式望遠鏡」は初心者にも扱いやすいというのが特徴です。
しかし凸レンズを使用して光を集める方式の場合、色ごとの屈折率の違いが原因となる色収差によって実物との間にズレが生じてしまいます。
その問題を解消するためにはいくつかのレンズを組み合わせる必要があるため、その分重量も価格も上がっていってしまいます。

綺麗な像を映し出す「反射式望遠鏡」

天体望遠鏡の扱いに少し慣れてきて、より鮮明に天体を観測したいという人におすすめなのが「反射式望遠鏡」というものです。
このタイプは凹面鏡である反射鏡によって光を集める仕組みになっているため、色収差が生じないという特徴があります。
そのため「屈折式望遠鏡」よりも軽い作りになっていて、価格についても同じ口径のもので比べると2分の1~5分の1ほどの価格で購入することができるといわれています。

ただ「屈折式望遠鏡」と比べると太くて短い鏡筒をもつ「反射式望遠鏡」は、対象となる天体とは90度異なる方向からのぞくことになるため慣れるまでの間はちょっと戸惑ってしまうかもしれません。
その点が初心者にはおすすめされていない理由だと言えるでしょう。
操作がやや難しくなっていること、光軸の調整が必要であることなども考慮しながら購入を検討した方が良さそうです。


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